
|
DNAPのマルティネス総裁 |
米国ディスカバリーチャンネルのアジア太平洋テレビネットワーク(DNAP)と中国の五州伝播センターはこのほど、中国を題材にしたドキュメンタリー「不思議な中国」を定期的に放送することで北京で契約を締結した。双方が共同で制作した3話のシリーズドキュメンタリー「中国の運営」は、口火を切る番組として3月28に放送される予定である。
契約締結の現場では、DNAPのマルティネス総裁が、「今日から、ディスカバリーチャンネルはアジア太平洋メインチャンネル、南アジアチャンネルとオーストラリア・シンガポールチャンネルで、週ごとに中国を題材としたドキュメンタリーを1時間放送することになり、アジア太平洋地域の37カ国の1億世帯のユーザーをカバーできる」、と興奮を抑えきれない様子で語った。
広範な影響力と伝播力を持つディスカバリーチャンネルは1958年に放送を開始し、グローバルレベルのハイクォリティをもつノンフョクション番組の制作に力を入れ、220カ国・地域に計30億世帯のユーザー有し、現在、アジア太平洋地域だけでユーザーは2億世帯を突破した。ドキュメンタリーの内容は、自然、科学技術、古今歴史、探検、文化、時事などの分野に及ぶ。
「海外メディアがシリーズとコラムの形で決まった時間帯に中国を題材としたテレビ番組を放送するのはこれが初めてである」とマルティネス氏は強調した。「中国の運営」のプレゼンターを務めるダニエル・フォースター氏は建築家であり、世界最大の電波望遠鏡に近づいたり、「中国建築のクライマックス」といわれる建物に登ったり、スマートホンを分析したり、今の都市化の変遷を探ったりし、中国の全域に足跡を残した。「都市化のプロセス」、「科学技術とイノベーション」、「民生とビジョン」といった3つのテーマが含まれるこの部分は、現在の中国の経済、科学技術、社会などの面における新しい変化や様相に焦点を合わせ、中国の近代化建設の成果を生き生きと呈し、活気にあふれる時代の息吹を視聴者に感じさせることができると見られる。
|