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<中国の伝統祝日>清明節 先祖を偲び 郊外を散策

 

国内人気観光スポットが混雑する見込み

清明節(4月5日)に合わせた3連休を目前に控え、北京の人気観光スポット・故宮博物院はオフィシャルサイトで、来場を予定している人に対して、来場者が集中する午前11時から午後2時の間をできるだけ避けるよう呼び掛けている。 

3連休 花見旅行が人気

3連休となる清明節(4月5日)に旅行を計画している人も多い。大手旅行社によると、連休中に春が到来した北半球の地域に行き、お花見を楽しむというのが人気という。 

訪日中国人客激増

日本での「お花見シーズン」が近づくに伴い、訪日ビザを申請する中国人観光客が激増している。もともとはピンクの背景に桜のデザインが施されている日本入国ビザも、「臨時バージョン」への変更を余儀なくされた。また、中国清明節(今年は4月5日)前後は、日本のホテルの予約件数が激増、旅行会社主催のパックツアーは軒並み超満員になっている。

清明節には帰省して墓参りをし、祖先を祭祀するのが昔からの習わしだ。だが故郷を離れた「剰闘士」(晩婚年齢に達した独身の男性)の多くは帰省しない道を選ぶ。そうしてわずか3日の休みに見合いをした、または見合いをさせられた未婚の男女は決して少数ではない。

清明節に見合いをする独身男女の多くは、実家を遠く離れて暮らす人が多く、年齢は1980年代生まれに集中している。彼らの配偶者選択では、「実家から離れているので両親からプレッシャーを受けない」、「仕事が忙しく、交際範囲が狭い」といった要因が制約になっているという。

 

 

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