中国国家観光局の李金早局長率いる代表団が10日、東京で日本の観光業界関係者らと意見交換会を行い、両国間の観光交流の促進を図るための調査・研究の発表や討論を行った。人民網が伝えた。
李局長ら代表団はこの度、東京で開催された第7回中日韓3カ国の観光相会合に参加するために訪日した。李局長は、同日、意見交換会で、「観光客がお互いに相手国を訪問することは、両国の人々の交流の重要なルートとなる。また、観光は相互理解を深めるための重要なルートであり、同時に経済往来を促進する重要な要素でもある」と語った。
李局長は、「双方が『さらに便利で、快適で、安全な中日観光交流』を目標に、積極的に両国の観光交流協力を推し進め、実務的かつ有効な方向に発展していくため、両国の交流に不利となるマイナス要素の影響をできる限り払拭するとともに、交流過程で発生する実際の問題を適切に解決し、観光サービスの水準を向上させながら、観光客にとってより良い消費環境を作っていきたい」と語った。
同日の意見交換会に出席した中国側代表は、中国国家観光局の李世宏副局長、中国外交部(外務省)の洪亮アジア司副司長、在日中国大使館の何振良公使級参事官、中国国家観光局東京駐在事務所の張西龍首席代表など。このほか、中国国際旅行社、中国青年旅行社、港中旅、上海春秋国際旅行社、日本旅行業協会、JTB、日本旅行、近畿ツーリスト、農協観光、カモメツーリスト、日本春秋旅行など中日の旅行会社の代表者らが出席した。
意見公開会では、参加した代表らが現在の両国観光交流について意見交換を行うと同時に、観光交流に存在する具体的な問題と向き合い、その要因について分析を行い、意見を出し合った。
(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月13日
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