国際航空運送協会(IATA)の湯彦麟・理事長は22日、取材に対して、過去5年間(2009-2013年)、中国の航空機による100万フライトあたりの事故率(機体が回復不能な損傷を負ったケース)は0.06だったことを明らかにした。世界の航空業界全体の平均値は0.58だったため、中国の航空機はそれより10倍近く安全だったことになる。京華時報が報じた。
IATAのデータによると、14年、世界ではジェット機計3800万便が安全に目的地に到達し、100万フライト当りの事故率は0.23だった。簡単に言うと、440万便当たり1件の事故しか発生しなかったということになり、過去最も安全な年となった。
世界の航空業界の今年の純利益について、IATAは、250億ドル(約3兆円)に達すると予測している。しかし、総売り上げ額は7830億ドル(約93兆9600億円)と予想されているため、利益率はわずか3.2%ということになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月23日
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