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北京国際映画祭の授賞式が開催 監督賞はジャン=ジャック・アノー監督

 

リュック・ベッソンに抱っこされた成龍(ジャッキー・チェン)

16日から開催されていた第5回北京国際映画祭は23日夜、北京懐柔区の雁栖湖で授賞式と閉幕式を開催した。

コンペティション部門「天壇奨」では、「智取威虎山(The Taking of Tiger Mountain )」の梁家輝(レオン・カーフェイ)が、助演男優賞を受賞した。同部門で賞を受賞した中国人役者は梁家輝だけだった。中国とフランスの合作映画「狼図騰(Wolf Totem)」は視覚効果賞を受賞したほか、ジャン=ジャック・アノー監督が監督賞も受賞した。最も注目の作品賞は、メキシコの「The Beginning of Time」が受賞した。同映画は、高齢者にスポットを当て、経済危機を背景に、苦しい生活を余儀なくされている高齢者夫婦の生活を描いている。

チェコとスロバキアの合作映画「Deti」は、脚本賞、撮影賞、助演女優賞の、最多3賞を受賞した。主演男優賞を受賞したのはロシアの映画「A White, White Night」のArtem Tsypin。一方、主演女優賞は、ロシアとウクライナの合作映画「Battle for Sevastopol」のJoan Blackhamが受賞した。

同映画祭の「大トリ」となった作品賞の発表では、審査員長を務めるフランスのリュック・ベッソン監督が、ステージに上がりプレゼンターを務め、「同映画祭の歴史は短いが、誇りを持つべき。我々審査員は慎重に審査を行った。各受賞者は真剣な審査の下選ばれた。私の願いはただ一つ、次も呼んでもらいたい」と語った。また、プレゼンターを務めた成龍(ジャッキー・チェン)は、「どのノミネート作品も素晴らしかった。僕の映画を出品する勇気はないよ」と冗談混じりに語り、「『狼図騰』が好き」と語った。(編集KN)

 

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