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上海国際映画祭、 3D版「ラストエンペラー」が中国初登場へ

 

6月13-21日に上海で開催される第18回上海国際映画祭の4K修復部門で、「風と共に去りぬ」(1939年)や「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)、「オズの魔法使」(1939年) 、「ドル箱三部作」と呼ばれた「荒野の用心棒」(1964年) 、マフィア界をテーマにしたマーティン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」(1990年)などが上映されることがこのほど明らかになった。最近、同部門で胡金銓(キン・フ―)監督の武侠映画「血斗竜門の宿(原題:龍門客桟)」や1960年に公開され「松竹ヌーヴェルヴァーグ」という言葉を生んだ日本の大島渚監督の「青春残酷物語」が公開されることが発表され話題になっていた。京華時報が報じた。

その他、今年の4K修復部門の見どころは3D新技術と名作の組み合わせ。例えば、イタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督が旗を振った「ラストエンペラー」(1987年)が、3D映画として帰ってくる。

「ラストエンペラー」(2時間40分)では、清朝最後の皇帝で、後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀の60年の生涯に迫り、歴史が激動した同時代に、愛新覚羅溥儀の人間性がどのように形成されたかを描いている。同映画は第60回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞の9賞を総なめした。そして、2年かけて修復された3D版が、2013年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミアされた。そして今回、その3D版が中国で初のお披露目となる。

国際映画展示会も6月13日に始まり、チケットは同月6日から発売される。(編集KN)

 

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