中国国務院がこのほど発表した「医薬衛生体制改革の深化に関する2014年の活動の総括と2015年の活動の重点任務」は、医療改革を進めるにあたって2014年の1年間で得た積極的な進展と成果を総括し、さらに当面の情勢と試練を分析した上で2015年の活動の重点任務を明示した。
同文書は、「2015年の医療改革の深化は第12次5カ年計画の医療改革計画を全面的に実行し、引き続き基礎を保ち、末端を強め、体制を築くという全体的な要求に従い、医療、保険、医薬の三者連動を推進すべきだ。さらにこれによって、医療衛生サービスのレベルを向上させ、基本的な医療衛生制度の健全化を加速させ、健康な中国を作らなければならない」としている。
文書はまた、7つの方面における27項目の重点任務を明らかにした。その中には、公立病院改革の全面的な深化、全国民参加型医療保険システム、医薬品供給保障システムの健全化、私立医療機構の発展の拡大、分類診療システムの整備、末端医療衛生機構の総合的な改革の深化、付属改革措置の推進などが含まれている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2015年5月11日
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