25日、中国台湾の人気歌手・蔡依林(ジョリン・ツァイ）の台北アリーナコンサートに、安室奈美恵がスペシャルゲストとして登場。2人で「I'm not yours」を熱唱した。中国語の歌詞を歌ったり、中国語で挨拶した安室奈美恵に、会場のファンは大熱狂となった。蔡依林は、最新ツアー「Play」を22日からスタートさせ、25日は台北アリーナ公演の最終日だった。

安室奈美恵は、蔡依林の最新アルバムの収録曲「I’m Not Yours」のMVにゲスト共演。今回もコンサートに登場し、蔡依林を応援した。コンサートで2人は、MVと同じく美脚をたっぷりのぞかせたチャイナドレス風の黒と赤の衣装を身にまとい登場。蔡依林が、「安室奈美恵ようこそ！」と迎えると、安室奈美恵は中国語で「皆さん、こんにちは！」と挨拶した。わずか2分10秒の共演だったものの、ファンにとっては忘れられないシーンとなった。

今回のゲスト出演について、安室奈美恵は、「蔡依林とは長い付き合い。一緒に食事をした際、共演する機会があればという話になり、MVの撮影や今回のゲスト出演が実現した。とてもうれしい。蔡依林の今後のツアーの成功を祈っている」と語っている。一方、蔡依林のマネージャーは、「１カ月前に安室奈美恵にオファーを出した。元々米国での仕事が入っていたものの、スケジュールを調整して来てくれた。蔡依林はとても感動している」と明かした。また、安室奈美恵のマネージャーは、「来年の3月に台湾でコンサートを開催する計画を立てている。このステージに戻り、ファンと再会できるのを楽しみにしている」としている。（編集KN）

「人民網日本語版」より　2015年5月26日