マレーシアのナズリ観光文化大臣は「マレーシアは近く中国人観光客に対するビザ免除の政策を実施する可能性がある」と明らかにした。マレーシアの有力華字紙である『南洋商報』は「マレーシア観光文化省は2週間前に、中国人観光客に対するビザ免除について内閣に提案した。ナズリ観光文化大臣は実質的な進展を期待している」と報道した。
2015年1月から6月にかけて、マレーシアを訪れた中国人観光客は35万人以内に止まっている。これは、インドネシアとタイを訪れた中国人観光客数の200万人を大きく下回った。2014年、マレーシアを訪れた中国人観光客は140万人で、2013年より60万人減っており、2015年はさらに減少する見通しだ。これを受け、ナズリ観光文化大臣は「いち早くビザの問題を解決しなければならない」と話した。
2015年1月、マレーシアは中国人観光客に対し、ビザ発給に必要な手数料をすでに免除している。
中国国際放送局日本語版 2015年6月3日
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