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長江客船転覆 死者66人に、一刻も止まらぬ捜索・救助活動

また日付が変わり、客船転覆という悲劇が発生してから60時間以上が過ぎた。現場の情報によると、6月4日13時のまでに、80人が発見され、このうち14人が生還、66人が死亡、依然300人余りが行方不明となっている。

「東方之星」の船底切断

昨晩21時35分頃、救助隊員が客船「東方之星」の切断作業に入り、船底に55センチ×60センチの穴が開けられダイバーが潜入した。穴は乗客が集中すると考えられる通路位置3ヶ所に開けられた。船体のバランスを維持するため、穴を一つ開けて捜索し、その後穴を塞いでから次の穴を開けるという方法が採られたが、昨晩から今朝8時にかけていずれの穴でも生存者を発見することができなかった。船体のバランスを維持するために3つの穴はすでに溶接され塞がれている。

昨晩から今朝にかけて、現場は悪天候に見舞われ、大雨の影響もあって切断作業は一時中断するも、水中での捜索活動は依然継続されている。この後も「切断+捜索」のノンストップの救助活動が続けられる。

水中捜索と同時に、水面捜索も24時間続けられている。3日夜21時の時点で、ダイバーの潜水回数は165回に及び、捜索が済んだ客室は赤い紐で目印がつけられているという。水面での捜索活動は、現場地点から川下へ220キロ地点の武漢新灘水域まで及び、地元政府と村民による懸命な共同捜索活動が続けられている。

3日夜には乗員乗客の家族ら200人以上が監利県入りし、同県から400人以上のスタッフが派遣され1対1の対応を行っている。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年6月4日

 

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