また、施氏は、数多くの男性俳優が居並ぶキャストの中で、数少ない女性キャラクターを演じている黄聖依(ホアン・シェンイー)について、「劇中、黄聖依が演じる役柄は非常にたおやかで美しく、光り輝いている」と惜しみない称賛をおくった。ブルース・ウィリスや黄聖依のほかにも、韓国人俳優のソン・スンホン、劉燁(リウ・イエ)、陳偉霆(ウィリアム・チャン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、范偉(ファン・ウェイ)、呉剛(ウー・ガン)、馮遠征(フォン・ユアンチョン)、車永莉(チャ・ヨンリー)、張鈞甯(チャン・チュンニン)、曾志偉(エリック・ツァン)、鐘鎮濤(ケニー・ビー)、任達華(サイモン・ヤム)、劉暁慶(リウ・シャオチン)、曹可凡(ツァオ・クーファン)、黄海氷(ホアン・ハイビン)、胡兵(フービン)、啓星(チーシン)、王彤羽(ワン・トンユー)、孫逸瞳(ソン・イートン)、宋文賓(ソン・ウェンビン)など総勢30人近い豪華キャストが総出演する。
施氏は、「これらの豪華キャストも皆役柄に合わせてキャスティングされた。これほどの大物俳優が1つの映画に集結するのは非常に難しいことだ。皆、愛国に溢れた素晴らしい叙事詩大作を作りたいという非常にシンプルな思いから集まった」と語った。
■中国民族の精神を伝えることを旨に製作された映画
施氏は製作陣に関して、「この映画は、ハリウッドの製作陣を招いて撮影している。中でも、『未知との遭遇』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したヴィルモス・スィグモンドが撮影アドバイザーを務めるほか、アカデミー受賞者である音響効果の巨匠、リチャード・L・ アンダーソンが音響アドバイザーを、『レインマン』でアカデミーを受賞している脚本家のロナルド・バスが脚本のアドバイザーを務めている。また、『トランスフォーマー』シリーズを手掛けている世界トップクラスの音響製作会社Technicolorの音響チームや韓国の特殊効果チーム、『アバター』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『バトル・オーシャン/海上決戦』を手掛けた3D特殊効果チームも作品に参加している」と説明した。
施氏は、「これほど優秀な製作陣を集めたのは、映画の芸術性を保証すると同時に、商業的な要素を盛り込み、さらなる注目を集めるためだ」として、「中国人は最後まで戦い抜く強靭な精神に溢れており、重慶爆撃でも5年間もの間ずっと耐え続けた。我々はこの映画を国内の観客だけでなく、海外の観客にも見てもらいたいと思っている。映画の魅力を通して、中国人の不撓不屈の反ファシスト精神を世界中に伝えたい」と語った。 (編集MZ)
「人民網日本語版」より 2015年6月15日 |