映画市場の繁栄を促進するため、中国の7部・委員会は2014年に共同で文書を発表し、映画産業の発展をサポートした。これには、特別資金による支援の増加や映画産業の税収優遇政策、金融政策のサポート、映画館建設に関する差別化用地政策などの内容が含まれている。業界関係者は「政策に励まされ、中国の映画産業は新たな発展の波に乗るに違いない」と分析した。
中国各地の県レベルの映画館の建設も、中国映画市場のさらなる発展に対する新たな原動力となった。中国5千ヶ所の映画館のうち、県レベルの映画館は2500以上あり、スクリーン数も1万を超えた。中国は今年、全ての県レベル都市に映画館を設置するとの目標を掲げており、県レベルの映画産業のさらなる発展を後押ししている。
周宝林処長は「中国の映画館と映画市場の潜在力はまだ非常に大きい」とし、「米国のスクリーン数は4万近く、平均8000人に1スクリーンの計算となり、1人あたりの年間平均鑑賞回数は4回。韓国のスクリーン数は約2000、平均2万人に1スクリーンで、1人あたりの年間平均鑑賞回数は4.2回。これらの国と比べて、中国の平均年間鑑賞回数はまだ上昇の余地が大きい」と述べた。(編集XM)
「人民網日本語版」より 2015年6月16日
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