上海協力機構（SCO）善隣友好協力員会と山東省日照市政府の共催による中国‐ウズベキスタン経済・貿易協力フォーラムが６月１５日、日照市で開催された。両国の関連機関、地方政府、実業界代表ら約400人が出席した。

中ウ政府間協力委員会の孟建柱中国側主席とアキモフ・ウズベキスタン側主席（第一副首相）が開会式に出席し、あいさつした。

孟氏は次のように表明した。習近平国家主席とカリモフ大統領の重視と推進の下に、中ウ戦略的パートナーシップは不断に新たな成果を重ね、両国はすでに、平等互恵の政治パートナー、安危を共有する安全保障パートナー、協力・ウインウインの経済・貿易パートナー、交流・相互学習の人文パートナーを確立している。また、同氏は、今回のフォーラムは両国の実務協力に新局面を切り開き、戦略的パートナーシップのレベルアップに積極的な役割を果たすと信じる、と述べた。

孟建柱中国側主席

さらに同氏は次のように指摘した。シルクロード経済ベルトの共同建設は中ウ関係発展に大きなチャンスをもたらすだろう。双方が両国首脳によって達成された共通認識を全面的に実現することによって、政治的相互信頼をさらに深化させ、戦略的連携を実現し、貿易構造をさらに最適化し、協力規模を拡大し、投資環境を改善し、貿易の円滑性を保証し、さらにインフラの連携を推進し、インターネット・インタラクティブを促進し、中ウ協力を範囲拡大、深化、レベル向上に向けて推進すべきである。

アキモフ・ウズベキスタン側主席（第一副首相）

アキモフ氏は次のように述べた。中国はウズベキスタンの真の信頼に値するパートーナーである。ウズベキスタンは習主席が提起したシルクロード経済ベルト構想を断固として支持し、中国側と十分に連携し、共に補い合い、共同発展と共同繁栄を実現したい。

中国海関総署の統計によると、2014年の両国の貿易総額は42億7100万㌦に達し、中国はウズベキスタンの第3貿易パートナーであり、ウズベキスタンに投資している中国企業は400社を上回っている。（文＝張雪）

人民中国インターネット版　２０１５年６月１６日