6月17日は21回目の砂漠化および干ばつと闘う世界デーです。「砂漠を緑化し、環境を改善する」をテーマとする記念イベントが清華大学で行われました。
国家林業局の張永利副局長は席上、「中国は『グリーンオリンピック』の約束を実現した。2000年に比べ、北京・天津地区で砂嵐の天気と塵煙霧の天気はそれぞれ18%と22%減少した。また、東北、華北、西北地区の食糧の1ムーあたり収穫量は200キロ増加し、果物の1年間の生産量は3600万トン、生産高は537億元に達し、生態保護と経済発展が共に実現された」と述べました。
現在、中国では砂漠化した土地面積は53万平方キロ、砂漠化可能のある土地は32万平方キロに達し、その対応が差し迫っている。今後、中国は砂漠化防止に力を入れ、2020年に、全国で対処できる砂漠化した土地の半分以上を緑地に取り戻す計画です。
「中国国際放送局 日本語部」より 2015年6月18日
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