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中国、2015年の大学就職競争力ランキング発表 清華大がトップ

 

各大学の就職における競争力は、卒業者の給与に大きく反映される。人工知能会社「iPIN」がこのほど発表した「2015年中国大学就職競争力ランキング」では、トップが清華大学(北京)。2位に北京大学が続いた。上位10位のうち、7校が北京と上海の大学だった。中国青年報が報じた。

同ランキングは、「iPIN」が約1カ月前に発表した「中国大学給与ランキング」に基づいているものの、ネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。「iPIN.com」の楊洋・最高経営責任者(CEO)によると、給与ランキングは求人情報会社やヘッドハンティング会社の大卒者4000万人を対象にした、卒業後の実際のデータを分析し、まとめたものだ。「iPIN.com」のデータバンクは現在、大卒者の就職情報においては、中国最大で、最も信頼性が高い。

楊CEOは、「給与ランキングは、地域の経済発展状況の影響を大きく受けている。上海の多数の大学が上位に名を連ねているものの、上海の大学生が他の地域よりも優秀という意味ではない。このような結果が、各大学の就職における競争力を正しく反映しているわけではない。大学統一入学試験の受験者の志望校選択をミスリーディングしてしまうかもしれない。そのため、地域経済の影響を受けていない『2015年中国大学就職競争力ランキング』を発表した」と指摘した。

 

「人民網日本語版」2015年6月17日

 

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