協同発展を目指す北京、天津、河北省に関連した鉄道建設についてまた新たな情報が入った。北京の南部地域を牽引し、新空港及び河北省固安県、永清県、覇州市を結ぶ都市間鉄道「京覇都市間鉄道」の第一回環境アセスメント公告が行われた。「鉄道第三勘察設計院集団」がこのほど、北京と河北省覇州市を結ぶ「京覇都市間鉄道」の建設が今年年末までに始まることを明らかにした。北京には3駅が設置される計画で、建設が始まった北京市大興区にある新しい国際空港の開港に間に合わせたい考えだ。新京報が報じた。
総延長約93キロの京覇都市間鉄道の建設は、既存の西黄線を利用して、覇州駅まで続く新たな鉄道が建設されることになる。建設に当たり、北京鉄道局鉄道工事建設指揮部の委託を受けた「鉄道第三勘察設計院集団」が、同工事の環境アセスメントを行っている。
同鉄道は、北京市と北京市大興区にある国際空港、河北省廊坊市の固安県、永清県、覇州市などを結び、北京の北京西駅、李営駅、新空港駅、河北省廊坊市の永清西駅、覇州駅の計5駅となる計画。
同鉄道の建設は今年年末に始まり、3年半での完成を目指す。つまり、2019年ごろに完成することになり、関連の責任者は、「現在、工事開始に向けた準備を進めている。具体的な開通時期は未定であるものの、新空港の開港に合わせて開通させたい」としている。
覇州市を最南端とする同鉄道は 建設中の天津と河北省保定市を結ぶ「津保鉄道」とも連結する計画。10年3月に着工した「津保鉄道」は、天津西部と河北中部に位置し、京滬線や京九線、京広線とも連結、完成すると保定市と天津が40分で結ばれる。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月25日
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