澄んだ音が鳴りわたるとともに、現場の作業員が海口鉄道駅に最後のレールを敷き、新しく建設している海南西環鉄道の全線のレールが完成した。これは海南島全土が正式に繋がったことを示している。中国新聞網が伝えた。
新建設の海南西環鉄道は北は海口市から、南は三亜市まで、途中海に沿って澄邁、臨高、儋州、昌江、東方、楽東の6市県を経由し、南島の西まで延長した。本線の総延長は345キロメートル、1級、複線で、乗客・貨物両鉄道とも電気化されている。設計速度は1時間200キロメートルで、プロジェクトの総投資額は約271億元(約5392億円)となる。新しく建設された海南西環鉄道の工事は2014年12月18日に開始し、2015年年末に開通する条件が整う見通しだ。
「人民網日本語版」2015年7月2日