7日、現在内装工事が行われている北京地下鉄14号線中間区間を取材したところ、今年9月、同区間の大部分と昌平線の二期工事が終わり、試運転を行い、年末の開業を目指すことが明らかになった。北京日報が報じた。
まず9駅使用開始へ
14号線は、2013年5月に西区間が、14年12月に東区間が先行開業した。今年末の開業を目指しているのは、その間の区間。東の金台路駅と西の北京南駅が繋がることになる。
中間区間の距離は16.2キロで、紅廟駅、大望路駅、九龍山駅、平楽園駅、北工大駅、南八里庄駅、十里河駅、方庄駅、蒲黄榆駅、安楽林駅、永定門外駅、陶然橋駅、北京南駅の13駅が設置されている。ただ、工事の遅れなどから陶然橋駅、紅廟駅、南八里庄駅、平楽園駅は開業できず、通過するだけになる。
大望路駅で地下鉄1号線に乗り換え可能であるほか、14号線中間区間ではさらに、九竜山駅で7号線に、十里河駅で10号線に、蒲黄楡駅で5号線に、北京南駅で4号線に、永定門外駅で建設中の8号線三期区間に、十里河駅で計画中の17号線に、それぞれ乗り換えることができることになっている。乗換駅の多さは、北京の地下鉄では珍しい。
昌平線二期工事レール90%設置済み
地下鉄・昌平線二期区間も今年末の開業を目指して、最終工事が進められている。
既に開通している昌平線一期区間は総延長21.3キロで、南の13号線西二旗駅と北の南邵駅を結んでいる。一方、建設中の二期区間は総延長10.6キロ。南邵駅から北に延び、昌平新区駅、水庫路駅、昌平駅、十三陵景区駅を通過して、澗頭西駅を終点とする。同路線は全線地下で昌平区に乗りこんでいる。計画では、昌平線二期区間は年内に開通し、西二旗駅と澗頭西駅を40分で結ぶ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月8日
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