中国と韓国の青年を対象に行われたある価値観調査の結果、中国の青年は韓国より楽観的で、挑戦のある生活を望んでいることがわかった。国際在線が韓国・聯合ニュースの報道を引用して伝えた。
LG経済研究院は8日、中国と韓国の20代青年の価値観調査の報告を発表し、上海、北京とソウルの青年の価値観を都市別に比較した。調査の結果、中国人青年の85%が未来に対して自信を持っており、韓国の81%よりも多かった。都市別では上海の割合が最も高く、91%に達した。北京が84%、ソウルが77%と続いた。
「平凡な生活より、挑戦やチャンスのある生活を望む」と答えた割合は、中国は60%で韓国の51%より高かった。都市別では、上海が77%で、北京の57%とソウルの50%を大幅に上回った。
「子育ては人生最大の楽しみだ」という質問に対して、中国人青年は96%が同意したのに対し、韓国人青年は僅か65%に留まり、両国の回答には大きな違いがあった。これは、韓国では子育ての経済的負担が重く、発展の機会を失うことにつながると考える若者が多いためと見られる。
また、「他人を信頼する」と答えた中国人青年の割合は78%で、韓国の38%を大きく上回った。都市別では、上海が最も高く83%、北京が76%、ソウルがわずか27%で、韓国人青年は中国人青年より悲観的な態度を示した。(編集XM)
「人民網日本語版」2015年7月10日
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