黒竜江省公安庁出入境管理局は27日、記者会見を開催し、8月1日より、哈爾濱(ハルビン)太平国際空港において、51カ国や地域から来た旅客を対象に、72時間以内滞在のトランジットビザ(通過ビザ)免除政策の実施を始めることを発表した。新華網が報じた。
同政策実施後、有効なパスポートや72時間以内に中国を出国する日程の第三国(地域)に向かう航空チケットを所持している旅客は、事前にビザを取得していなくても、同空港から中国に入国し、哈爾濱の行政区域内に最長72時間滞在できる。
同政策の対象になるのは、米国やカナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、日本、韓国、シンガポールなど計51の国や地域。
ロシアや日本、韓国、東南アジアと結ぶ国際線が設置されている同空港は、航空会社との提携を積極的に展開し、さらに多くの国際線設置を目指している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月29日
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