中国にはどれほどの種類の職業があるのだろう?中国の国家職業分類大典改訂作業委員会が29日、2015年度版「中華人民共和国職業分類大典」を審議・発表した。同大典では、職業が8種類の大分類、75種類の中分類、434種類の小分類に分けられ、計1481種類の職業が分類されている。1999年版と比べると、大分類8種類は同じであるものの、中分類が9種類、小分類が21種類増え、職業は547種類減少した。人民日報が報じた。
中国人的資源・社会保障部(省)の尹蔚民・部長は、「新版『大典』は、中国の経済・社会発展や人的資源マネジメントの新たな需要に適応しており、科学的な規範に基づいた分類、一層正確で、網羅的な内容となっている。そして、現段階における中国社会の職業構成、性質、特徴、発展法則を客観的、かつ網羅的に反映しており、中国の職業分類管理作業が新たな段階にシフトしていることを示している」と成果を強調した。
新版「大典」では、127種類の職業を「グリーンジョブ」と定義し、統一して「L」の表示が記されている。
尹部長によると、中国経済の発展が新常態(ニューノーマル)に入り、国家管理体系の整備が進んでいるのを背景に、職業の分類は、経済構造、特に産業構造の変化、人的資源の開発・マネジメント、特に人的資源の配置の需要などを反映する点で、重要な意義がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月30日
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