7月下旬に入り、有名な観光地の月牙泉で魚の群れが水面に浮くという珍しい現象が起きている。
8月1日、敦煌市観光局の職員は取材に対し、「これらの魚は毎朝水面に浮かび上がり、観光客が近づいて写真を撮っても離れようとしない。背が鉄片のような形をしているという特徴から、地元の多くの人たちはこれが姿を見せていなかった鉄背魚であると判断している」と話した。写真は、月牙泉の水面に浮く鉄背魚の群れ。
ここ数年まれに見る魚の群れが水面に浮くという現象について、現地ではっきりとした説明はされていない。言い伝えでは、月牙泉には鉄背魚、七星草、五色沙の「3宝」がある。写真は、食べ物を追うきれいな鉄背魚。
記者は、月牙泉の水位は長年下がり続け、近年は1.5メートル前後を維持し、泉の水が柵から溢れ出すという現象もたまに起きていることに気づいた。
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