北京市人民政府新聞弁公室は3日、記者会見を開催し、今月22日から同市で開催される世界陸上競技選手権大会や、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念イベントに備え、今月20日から9月3日までの期間、同市行政区域内において、自動車を対象に交通規制を実施し、公共交通機関の正常な運行を確保することを明らかにした。新華網が報じた。
北京市交通委員会の委員を務める容軍報道官によると、同期間中、自動車のナンバープレート末尾の奇数、偶数による通行規制を実施するほか、公用車80%の使用も停止する。
路線バスの運行において、同期間の平日には、車両を増やすほか、便数も16万便に増やして、輸送能力を2%向上させる。また、軍事パレードの予行演習日や本番の9月3日午前は、長安街とその延長線を通る路線バスの運行が一時停止する。パレード部隊が出入する大通りや関連の路線バスの路線でも、段階的に一時運行停止や別ルートでの運行、バス停飛ばしなどの対策を実施する。
地下鉄の運行においては、公安局安保当局の指示に基づき、関連の運行路線の制定や駅の一時利用停止、閉鎖などの対策が実施される。駅の利用停止、閉鎖が実施される場合には、5日前にその情報が発表される。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月4日
|