中国環境保護部(省)は上半期、建設プロジェクトの環境影響評価書89件を受理し、92件を認可した。プロジェクトの投資総額は7028億1700万元(1元は約20円)に達した。なお、条件を満たさない17件のプロジェクトは認可しなかった。これらのプロジェクトの投資総額は1094億2800万元。人民日報が伝えた。
同部は上半期、戦略・計画の環境影響評価書17件を受理し、27件の審査を終えた。また、竣工検収の申請55件を受理し、105件の検収を終えた。うち、4件については、環境影響評価および認可の条件を満たしていない、移転が着実に行われていないとして、検収を行わなかった。
同部は下半期、「高エネルギー消費・高汚染・資源消費型」プロジェクトの抑制を強め、低水準の重複建設と生産能力が過剰な分野のプロジェクト建設を規制していく。一方で、鉄道・水利・石油化学のアップグレード・改造といった、国家重点プロジェクトの環境影響評価業務を引き続き加速していく。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月9日
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