夏休みも半分以上が過ぎ、まだ旅行に出かけていない人達は、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた7連休に照準を絞り始めている。中秋節に合わせて9月26、27日が休みとなり、その3日後の10月1日からは国慶節に合わせた7連休となるため、間の3日に休みを取れば12連休となる今年。江蘇省揚州市内の旅行社数社を取材したところ、多くの人が問い合わせや予約を始めていた。今年は、韓国やマレーシア、インドなどが人気渡航先。大型連休に合わせて、旅行社も「ローン旅行」を打ち出すなど、書き入れ時を迎えている。揚州晩報が報じた。
旅行愛好者は「12連休」に照準
取材では、大型連休中の旅行の問い合わせが増加していることが分かった。ネット上を見ると、12連休が早くから話題となっていた。
無利息ローンで旅行に
渡航先ではどこが人気となっているのだろう?同市の旅行市場を見ると、日本やタイ、香港、澳門(マカオ)、台湾、欧米が大人気となっているほか、韓国やインド、マレーシアがダークホースとなっている。
旅行に行きたくても、「懐事情が厳しい」場合はどうすればいいのだろう?同市市内の運河城市広場にある途牛国際旅行社揚州支社は、頭金だけ払って出かける、「ローン旅行」商品を打ち出している。
王さんは同旅行社で、頭金417元(約8300円)を払って、4999元(約10万円)のマレーシアランカウイ島4泊5日の自由旅行を予約した。この旅行では、北マレーシアの人気観光地ランカウイ島のほか、ペナン島に行くこともできる。
同社によると、中国人観光客を取り戻そうと、マレーシアが同社と共同で打ち出したキャンペーン商品で、頭金417元を払い、銀行の審査を通れば、出発できる。その後は毎月467元(約9340円)を返済し、11ヶ月間は無利子となる。「マレーシアのほか、大型連休に合わせて、香港や澳門、トルコ、米国、エジプトなどの自由旅行商品も打ち出している」という。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月11日
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