スマホは現在、どれほど人々の生活に密着しているのだろう?中国のPCメーカー・レノボ傘下のモトローラ社はこのほど、米国、英国、ブラジル、中国、スペイン、メキシコ、インドという七カ国のユーザー7112人を対象に行ったスマートフォンと生活習慣に関する調査結果を発表。調査対象者は、1カ国当たり約1000人で、中国人は997人だった。調査結果は興味深く、驚くべきものだった。中国人ネットユーザーの珍回答が続出している。北京日報が伝えた。
調査結果によると、七カ国のユーザーの60%がスマホを持ったまま、又は近くに置いて就寝すると回答。最も多かったのは、インドで74%。中国がそれに次いで70%と多かった。一方、最も少なかったスペインと英国でも、43%だった。スマホの機能が日に日に増えているためか、半数以上の回答者が「家で火事が発生したら、ペットの猫や犬よりも、スマホを第一優先の持ち物として持って逃げる」と答えた。同回答が最も多かったのもインドで68%、中国も65%だった。
注意すべきなのは、スマホは既に、多くの人にとって「体の一部」になっているようで、お風呂やトイレにも持ち込む人が増えている。同調査では、「トイレにスマホを持ち込む」との回答が57%に達した。同回答が最も多かったのは中国で、67%だった。ブラジルも64%だった。一方、最も少なかったのはインドで41%だった。また、5人に1人が、「シャワーの時もスマホを使う」と答えた。同回答が最も多かったのはブラジルで27%。メキシコも25%だった。一方、中国は8%にとどまった。
また、肌身離さず持ち歩くスマホは、悩みを聞いてくれるベストフレンドともなっているようだ。同調査では、回答者の40%が「スマホに自分の秘密を全て話す」と答えた。同回答は、中国で67%と高く、インドでも61%に達した。
その他、スマホが生活に「侵入」していることについて、回答者の79%が「スマホが通常の生活の妨げとなっている」と答えた。同回答はインドが84%、中国が83%と高かった。つまり、中国人の5人に4人がスマホに悩まされていることになる。それでも、同調査では、スマホと週末のデートどちらを放棄するかについて、約15%が「デート」と答えた。また、週末にスマホで遊ぶために、18%が「シャワーを浴びなくてもいい」、19%が「寝なくてもいい」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月12日
|