人民日報社が深セン市委員会、市政府と共同で主催する「2015年メディア融合発展フォーラム」が19日、深センで開催された。中央と国家の関連する部・委員会、地方宣伝当局の責任者、中央・地方メディアの代表、インターネット企業関係者、著名な専門家・学者らが出席し、伝統メディアと新興メディアの融合発展をいかに加速させるかについて交流と討論を行った。人民日報が伝えた。
中央宣伝部の庹震副部長は式辞の中で、「メディアの融合発展は多くの分野をまたぐプロジェクトであり、新たな時代の課題でもある。大胆な実践と模索を行い、勇気を持って困難を克服し、着実に業務を進め、メディアの融合発展が新たな突破、新たな進展、新たな成果を得られるよう推し進めていく必要がある」と述べた。
人民日報社の楊振武社長は「人民日報は1枚の新聞から始まり、今では様々なタイプ・数百の端末向けメディアを持つ新型主流メディア集団へと成長した。しかし、全てはまだ初歩の段階だ。全局を見据え、より高みを目指し、『深いレベルの融合』に力を入れ、融合発展を新たなレベルに押し上げ、『形』と『精神』の備わった、強い『筋骨』を持つ新型主流メディアを構築しなければならない」と述べた。
人民日報社の盧新寧・副編集長がフォーラムの開幕式の司会を務め、深セン市の許勤市長が基調演説を行った。広東省党委員会常務委員、宣伝部部長の慎海雄氏らがフォーラムに出席した。
フォーラムの参加者は、伝統メディアと新興メディアの融合発展の時代背景に照らし、「メディア融合政策の読み解きとメカニズムの革新」、「メディア融合と資本市場の結合」、「メディア融合と技術応用の革新」といった議題をめぐり、広く深い討論を展開した。
フォーラム期間中、人民日報媒体技術株式有限公司、人民日報新メディアセンター(準備中)がそれぞれ、貴陽市人民政府、華為技術有限公司(ファーウェイ)、中興通訊株式有限公司(ZTE)とメディア融合発展戦略的協力協定を結んだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月20日
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