20日に開催された銀行業定例記者会見で明らかになったところによると、中国銀行は「1ベルト、1ロード(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」建設計画が提案されて以来、沿線国家における海外支店ネットワークの整備を加速し、「海外進出」を目指す企業向けサービスを強化し、「1ベルト、1ロード」沿線国家における人民元国際化業務を推し進め、各種措置を講じて「1ベルト1ロード」金融大動脈を建設してきた。同行は今年6月末の時点で、「1ベルト、1ロード」沿線16カ国に支店を設立し、約300項目の海外重大プロジェクトに関与、プロジェクト投資総額は2500億ドル(約30兆8千億円)を上回った。中国銀行は、「今年、『1ベルト1ロード』建設に関する与信限度額を200億ドル(約2兆5千億円)以上とし、今後3年間で累計1千億ドル(約12兆3千億円)に達するよう尽力する」としている。人民日報が報じた。
中国銀行は、金融大動脈の建設に向けた具体的な計画として、次の通り列挙した。
〇沿線国家における支店ネットワークのカバー率を50%以上とする。
〇遠隔サービスや海外プロジェクトマーケティング業務チームなどの形式によって、「1ベルト、1ロード」沿線国家における業務を全面的に網羅する。
〇「海外進出」を目指す企業にとって第一選択肢の銀行となるよう目指し、「1ベルト、1ロード」クロスボーダー人民元業務の主力銀行となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年8月21日
|