最新のデータによると、8月20日の七夕(旧暦)丸一日の微信(WeChat)における電子お年玉の送受信総量は14億2700万回にも達し、大みそかのピーク時の10億回を突破した。5月20日の微信の送受信量は4億回で、微信でのお年玉の送受信量は5億だった。科技日報が伝えた。
七夕当日、微信の電子お年玉の送受信のピークは午前11時だった。その中で5.20元(約96円)の中国語の「愛している」という発音に似ているため最も人気のある七夕の愛を示すお年玉になった。13.14、9.99、99.99、7.77、77.77などそれぞれの寓意を持っているお年玉もユーザーにまた違った好感が得られた。
総合的なデータでは、沿海地域のユーザーはさらにロマンティックで、広東省が今回の「七夕の愛情表現」においてトップを走り、浙江省、江蘇省、福建省が後に続いた。
さらに面白いのは、ここ数年「東洋のバレンタインデー」と称された七夕が男女間で「愛のお年玉」を送りあう以外に、多くの男性と男性、女性と女性がお互いにお年玉を送っている。多くのユーザーは「これは独身者の間で互いを慰める友情の表れだ」と話す。
花をプレゼントしたり、ご馳走をおごったりといった伝統的なやり方と比較すると、小さな電子お年玉は大した贈り物ではないがこころがこもっており、たとえ遠く遙かに離れていても愛を送ることができるため、ここ数年はだんだんと多くの若者の支持を集めるようになった。春節(旧正月)から始まった微信の電子お年玉は実際にコミュニケーションや季節の挨拶としての習慣になってきている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月26日
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