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京津冀 携帯電話長距離・ローミング料金を廃止へ

 

 

中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)の3大通信キャリアは27日、北京市、天津市、河北省のエリア(京津冀)における携帯電話の長距離電話・ローミング料金を廃止した。新たな料金計算ルールでは、利用者が3省市内にいて3省市に属する電話番号にかけた場合、また3省市に属する電話番号からかかってきた場合、いずれも番号の所属地を基準にして料金が徴収されることになる。

中国移動によると、国の京津冀エリア共同発展戦略全体計画に基づき、今年8月から、このエリア間では携帯電話の長距離電話料金とローミング料金を廃止する。利用者の便宜を図るため、一般的な状況では、このエリアの利用者の両料金廃止は何も手続きをしなくても適用されるという。

中国電信は、今年8月1日に3省市エリアで携帯電話の長距離電話料金とローミング料金を廃止した。

中国聯通は京津冀の携帯電話料金一体化を実施し、利用者はより多くの実質的な恩恵を受けられるようになった。3つのメリットがあり、1つ目は各地の料金パックの利用者に対するメリットで、これまでのエリア内での両距離電話料金とローミング料金は各地の料金体系で計算するようになり、一部は料金パックに組み込むこともできるようになることだ。2つ目は、料金パックの規定を超えた分については、長距離電話・ローミング料金としての徴収は行わず、各地の通話料金として徴収するようになることだ。3つ目は家族番号の利用範囲がエリア内に拡大され、これまでの家族番号間のエリア内の長距離電話・ローミング料金が基本的にすべて無料になることだ。

 

人民網日本語版より2015年8月27日

 

 

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