中国汽車行程学会(中国自動車工学学会)の侯福深副秘書長(副事務局長)は29日に行われた2015年中国(随州)特定自動車産業発展フォーラムで、「上半期の統計データをみると、中国はすでに米国を抜いて世界最大の新エネルギー自動車市場になったことがわかる。今年の販売台数は20万台に達する見込みだ」と述べた。新華社が伝えた。
グローバル自動車産業プラットフォームのマークラインズと中国汽車工業協会がこのほど発表したデータによると、14年上半期の中国の新エネ車販売台数は7万2711台で、米国の5万2704台を抜いた。
国務院が今年5月に発表した製造強国戦略の全面的推進・実施計画「メードインチャイナ2025年」では、省エネ・新エネ車が10大重点産業に組み込まれた。中国新エネ車市場は今後5年で世界トップに発展し、20年の国内販売量は200万台に達する見込みだ。
今年8月に発表された「中国自動車消費者白書」によると、14年末現在の国内における電気自動車の充電設備設置状況は、充電・電池交換スタンドが778カ所、充電ポールが3万914本で、11年以降の伸びが目立つが、車両の普及発展ペースには追いついていない。
人民網日本語版より2015年8月31日
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