中国鉄道総公司への取材によると、夏休みの帰省・旅行ラッシュに伴う運行体制「暑運」が8月31日に終わり、7 月1日からの62日間で、中国全土の鉄道利用者が計延べ5億450万人に達したことが明らかになった。前年同期比9.0%増で、「暑運」では過去最高を記録した。うち、8月22日は、利用者が906万7千人に達し、「暑運」の1日当たりの利用者としては過去最高となった。人民日報が報じた。
利用者の増加に合わせ、今年の「暑運」期間中、中国全土では旅客列車が、昨年より733便多い、1日平均5637便が運行された。うち、高速列車が昨年より691便多い3305便で、過去最高の輸送能力となった。高速列車の利用者は全体の45.7%を占める約2億2千万人(前年同期比29.8%増)だった。
今年の「暑運」には、「インターネットプラス」が新しいサービスとして導入された。多くの鉄道局は、駅内の各施設の位置や切符購入方法、落し物案内、お勧め観光スポットを調べたり食事の予約をしたりできる携帯アプリを打ち出し、旅客が2次元コードをスキャンするとインストールできるようにしている。また、「暑運」の期間中、カスタマーセンターは、1605人の予約を受け付けたほか、5万6354点の落し物の問い合わせがあった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年9月2日
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