夏休みが終わり、わがままないたずらっ子を持つサラリーマンは「ホッと」しているころだろう。求人サイトを運営する「前程無憂」がこのほど発表した調査報告書によると、従業員が子供を連れて出社することについて、「反対しない」と答えた会社は3割未満で、「絶対にだめ」、「賛成できない」などの立場を示した会社が7割以上だった。北京晨報が報じた。
従業員3割「反対」
同僚が子供を連れて出社することについても、多くの人がさまざまな立場を取っている。前程無憂の報告書によると、回答者の32.5が「反対」と答えたのに対し、25.7%は「賛成」と答えた。その他、41.8%は中立の立場を取った。回答者は、「子供1人だったらまだいいけど、何人にもなると、うるさくて、目が回ってしまう」などと、アンケートにコメントを残し、職場に子供が来ることの難しさを指摘した。
約2割「反対しない」
従業員が子供を連れて出社することには、会社によっても大きく見方が異なった。調査では、回答した会社の46.0%が「賛成できない」とし、25.7%が「絶対にだめ」と答えた。「反対しない」との回答は19.4%にとどまった。その他、「理解できる。状況を整えてあげる」との回答も8.9%あった。
専門家「夏はフレックスタイム制導入を」
「前程無憂」の人的資源の首席専門家・馮麗娟氏は、「会社側は、女性従業員が子供の夏休み期間中に有給休暇を取れるようにしたり、フレックスタイム制を導入したり、自宅で仕事ができるようにしたり、良い塾などを選択できるようサポートしたりするとよい」とアドバイスしている。
「人民網日本語版」2015年9月8日
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