米国移民税関捜査局(ICE)の国土安全保障捜査局(HSI)が3日発表した今年第2四半期の留学生に関する統計報告書によると、米国で学ぶ留学生の数が一番多い国は前回に引き続き中国で、留学生受入数の一番多い学校は南カリフォルニア大学(USC)だった。また、アジアの留学生が留学生全体の76 %を占めた。中国新聞網が米華字紙「世界日報」の報道を引用して報じた。
同報告書のデータの参照元である学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)には、国際留学生、交流訪問者とその家族の情報が含まれている。今年7月7日までに、100万人以上の留学生がF-1、M-1ビザ(学生ビザ)を申請して米国に入国し、約9000校に留学した。前年同期と比べて、留学生の数は9%増えた。
2014年7月のデータと比べると、増加率が最も多かったのはインドの31.9%、ベトナムが25.9%で続いた。海外留学生の受け入れが一番多かった米国大学は南カリフォルニア大学で、2位から5位はニューヨーク大学、コロンビア大学、イリノイ大学、パデュー大学の順だった。
2015年7月の時点で、米国で科学、技術、工学、数学(STEM)を学ぶ留学生は40万人以上に達し、前年比17.7%増で、増加人数は6万人を超えた。工学と数学を専攻する留学生のうち、66%は男性で、86%はアジアの留学生だった。(編集XM)
「人民網日本語版」2015年9月9日
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