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故宮に続き、北京市内のA級観光地が入場者制限へ

 

北京では故宮に続き、市内のA級観光地でも入場者制限措置が講じられることになった。北京市暇日(休日)観光業務指導グループが15日に行った業務会議で、市内のA級観光地の受け入れ可能人数を国慶節(10月1日)前に公表することが明らかにされた。観光法に基づき、各観光地は観光客数が受け入れ可能人数を上回ることが予想された場合、入場券発売の一時停止を含む入場者制限措置を講じることになる。北京日報が伝えた。

八達嶺長城特区事務所の担当者は、「長城の観光客数が1時間あたり10万8千人に達した場合、我々は緊急対応措置を発動し、入場券発売の一時停止などの入場者制限を行う」と説明した。八達嶺は、故宮が今年6月に入場者制限を開始したのに続いて、同措置を講じた第二の観光地となった。

受け入れ可能人数に達しても、その日は終日入場券が販売されないというわけではない。同担当者は「観光客の数は時間によって変化する。我々が統計を行うのは、時間帯ごとの観光地内の人口総数。ある程度の入場制限を講じ、観光地内の観光客が徐々に減少すれば、再び入場券を販売する。これはエリア内の安全を保障するためであり、観光客のニーズを可能な限り満たすためでもある」と語る。

八達嶺長城だけでなく、市内のA級観光地は全て国慶節前に受け入れ可能人数を発表する。「各区・県は現在、それぞれの観光地の受け入れ可能人数を報告している。我々は、正しいデータを確保すべく、最終的な確認作業を行っている」。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年9月16日

 

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