中国環境保護部(省)は16日、8月の重点地域と74都市の大気質を発表した。珠江デルタの9都市の大気質が基準をクリアした日数の割合は67.7-93.3%だった。同地域の大気質は、前年同期比、前月比共にやや悪化した。微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度も前年同期比50.0%増だった。大気質が最も良かった都市トップ10に、同地域の都市の名前はなく、約2年前に同発表が始まって以来、あまり見られない結果となった。新華社が報じた。
8月、74都市の大気質が基準をクリアした日数の割合は41.9-100%だった。大気質指数(AQI)に基づく、大気質が悪かった10都市は、上から順に、邯鄲、邢台、唐山、保定、鄭州、衡水、済南、廊坊、石家荘、成都だった。一方、良かった10都市は、上から順に海口、舟山、福州、拉薩(ラサ)、台州、厦門(アモイ)、麗水、哈爾浜(ハルビン)、昆明、貴陽だった。
「人民網日本語版」2015年9月17日
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