阿里巴巴集団(アリババグループ)傘下の金融サービス会社「螞蟻金融服務集団」がこのほど発表した「大学生資産運用報告書2015」によると、大学生の35%以上が過去1年の間にインターネット上で資産運用を試みたことが「ある」と答え、大学生1万人以上が、過去1年の間に資産運用で「1万元(約19万円)以上」の利益を得たと答えた。うち、北京大学の学生の資産運用による利益は800万元(約1億5千万円)と、全国で2番目に多かった。清華大学は7位だった。北京日報が報じた。
同社の調査では、中国全土の在学中の大学生約2500万人のうち、35%以上が過去1年の間にインターネット上で資産運用を試みていたことが分かった。うち、浙江大学の学生が最も資産運用で利益を上げており、オンライン資産運用プラットホーム「螞蟻聚宝」における利益だけで、1069万(約2億100万円)に達した。以下、北京大学、上海交通大学が続いて、それぞれ2位と3位だった。
資産運用を得意とする学生が最も多い大学トップ10は、浙江大学、北京大学、上海交通大学、武漢大学、四川大学、華中科技大学、清華大学、同済大学、復旦大学、南京大学だった。
実際には、自分のお金を使って資産運用をしている学生のほか、余っているお金を両親から託され資産運用をしている学生も多い。これも学生が多くの資産運用資金を有している理由の1つだ。
「人民網日本語版」2015年9月18日
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