株式会社マツモトキヨシホールディングスはこのほど、アリババグループが運営する越境ECサイト「天猫国際(Tmall Global)」と契約を結び、同サイトに出店し、中国でネットショッピング事業を展開することとなった。マツモトキヨシホールディングスは海外でネットショッピング事業を展開したのは今回が初めてで、最初の販売商品は約100種類で、9月末に200種類に増やすという。同社は中国消費者が日本のマツモトキヨシ店舗での「銀聯カード」による消費記録を分析することで、中国人に歓迎される人気商品を選出する。同社のネットショップは主にマスク、健康食品、子ども・ベビー用品など人気ある日本商品を提供する。また、同社は、日本国内にある店舗が海外観光者を誘致する経験を活かし、中国市場での展開を図るとした。アリババによると、中国で11月はネットショッピングのブームを迎えるが、マツモトキヨシはその前に出店することで中国関係業務の成長につながるという。(文=王浩)
人民中国インターネット版 2015年9月23日
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