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中国、1%人口のサンプリング調査を実施

 

 中国は、2015年11月1日0時、全国の1%人口を対象としたサンプリング調査を開始する。今回の調査は、2010年に実施された全国第6回国勢調査に続く大規模な人口調査であり、「ミニ人口センサス調査」とも呼ばれている。具体的な調査実施期間は、2015年11月1日から15日まで。調査期間中、身分証を持参した調査員は、対象世帯を戸別に訪問し、綿密な聞き取り・記録作業を展開する。新華網が報じた。

国家統計局の張為民・副局長は、15日に開かれた「全国1%人口サンプリング調査展開PR・始動式典」において、「2015年全国1%人口サンプリング調査を実施することで、2010年来の中国の人口規模、素質、構造、分布、居住に関する変化状況が明確となり、国民経済・社会発展計画を制定する上で、科学的かつ精確な根拠データを提供することが可能となる」と話した。

中国は、国民経済・社会発展計画を制定する上での科学的かつ精確な根拠データを提供する目的で、西暦年の末尾が「0」の年に大型国勢調査を、その間の中間年に「人口1%サンプリング調査」を、それぞれ実施しており、人口の規模、素質、構造、分布、居住に関する変化状況を明らかにしている。

中国ではこれまでに、1987年、1995年、2005年の3回、「全国1%人口サンプリング調査」を実施した。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年10月16日

 

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