北京で最近開催された「首都国際ガンフォーラム(The Capital International Cancer Conference)」で、中国抗癌協会の王瑛・事務局長は、「2012年のガン関連の報告によると、中国では毎年、新たなガン患者337万人が確認され、約211万がガンが原因で亡くなっている。ガンは、中国最多の死因で、その死者の数が世界でガンが原因で亡くなる人の数の4分の1を占めている。男性で最も多いのは肺ガンで、女性は乳ガン」と明らかにした。新聞晨報が報じた。
王事務局長によると、「近年、発症の多いガンの種類にも変化が生じており、発展途上国に多い、飲食や生活条件が悪いことが原因で発症しがちな胃ガンや食道ガンが依然として多いほか、先進国に多い、高脂肪、高タンパクな飲食や運動不足が原因で発症しがちな乳ガンや肺ガンも増加している。中国は経済発展が急速で、西洋の生活スタイルが流行したことがその原因で、西洋諸国で多いガンが中国でも増加しはじめた」。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年10月20日
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