中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空を傘下に持つ春秋グループは28日、日本のサンフロンティア不動産株式会社と業務提携し、日本でホテル事業に進出することを発表した。中国国際放送局日本語版が伝えた。
第1弾として、来年初旬に向け、名古屋での1号店を目指しながら、今後3~5年間に200億円を投資し、日本の主な観光都市で、「春秋・サンフロンティア」ブランドのホテルチェーンを展開する方針。「東洋の風情、日本式の体験」を看板に、ターゲットをアジアからの観光客に置き、サービスを提供する予定である。
春秋グループは5年前から日本に進出し、2012年に春秋航空日本株式会社を発足させ、これまでに、上海と茨城、高松、佐賀、新千歳、大阪、名古屋、旭川、羽田を結ぶ航空路線を相次いで開設し、2014年8月には成田空港を核とした日本国内便の運行も始めた。今年、春秋航空を利用して中国と日本を行き来する人は120万人に達する見込みだ。
「人民網日本語版」2015年10月30日
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