上海新聞出版局は15日、「子供の読書の現状と動向報告書2015」を発表。中国の子供たちの読書量は成人の2倍近くであることが分かった。中国新聞社が報じた。
統計によると、14年、中国の未成年者(0—17歳)が教科書以外で読んだ本は平均8.45冊と、成人の約2倍だった。中国新聞出版研究院が発表している「第12回全国国民読書調査」では、同年、中国の成人(18—70歳)が読んでいる本(紙製書籍、紙媒体)は1年あたり平均4.56冊だった。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が実施した調査では、1年当たりに読む本が最も多いのはユダヤ人で、平均64冊。その他、日本人は40冊、米国人は21冊、韓国人は11冊だった。そのため、中国人の読書事情が楽観視できないのは明らかだ。
「人民網日本語版」2015年11月17日
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