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中国、来年1月に全国の鉄道ダイヤ改正 高速車両が6割超

 

中国鉄道総公司は19日、来年1月10日午前0時より、全国鉄道は新しい列車ダイヤで運行されると発表した。285.5往復の旅客列車を増発、うち281.5往復が高速車両で運行される。ダイヤ改正後、全国の鉄道で運行される旅客列車の総本数は3142往復、うち高速車両は1980.5往復と、全体の6割を占める。新華網が報じた。

中国鉄道総公司の担当者は、次の通り紹介した。

ダイヤ改正後、高速鉄道の機能が一段と向上する。瀋陽北-北京南、北京南-杭州東、貴陽北-深セン北などの高速列車が増発される。また、京滬(北京-上海)高速鉄道や合福(安徽省合肥市-福建省福州市)など、乗客数が比較的多い、列車番号が頭文字Gから始まる列車の車両数を増やすことで、現有の高速鉄道の輸送能力をさらに引き上げる。

今回のダイヤ改正によって、普通の旅客列車の運行プランもいっそう合理化される。鉄道当局は、鄭州-西寧、上海南-韶関東、深セン-洛陽、ウルムチ-南寧、西安-南京、蘭州-合肥など既存の直通普通各列車を増発することで、旅客輸送能力の緊迫状況を緩和し、沿線住民の鉄道利用にさらなる便宜を図る。

このほか、鉄道物流サービスもいっそう改善される。鉄道部門は、輸送所要時間のさらなる短縮や定刻配達を実現するスピード輸送を重点に据え、貨物輸送列車のダイヤ改正を全面的に推し進め、貨物列車方案を調整・合理化し、運行規模を拡大し、現行より28本多い193本の各種貨物列車を運行する。具体的計画は以下の通り。

1 国家戦略「1ベルト、1ロード」建設のために、中央ヨーロッパ向け列車26本(5本増)、中央アジア向け列車19本(2本増)を運行する。

2 サービス対象地域の経済・社会発展に立脚し、管轄鉄道局を跨ぐ貨物輸送列車17本を運行する。

3 コンテナ輸送力をさらに拡大する。快速コンテナ列車と水陸連携輸送コンテナ列車を増発する。

4 特別快速貨物列車、快速貨物列車、普通貨物列車を増発し、よりスピーディな貨物輸送という市場ニーズを満たす。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年11月20日

 

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