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退職年齢、毎年数カ月延長か 時機を見計らい関連案を公表

 

中国人的資源・社会保障部(人社部)の報道官は22日、退職年齢と一部地域における年金支給開始年齢の引き上げに関する問題について、「年金債務がかなり膨れ上がり、年金ファンドの支給力が低い省区に対し、政府は中央財政からの補助を強化する。また、人社部は毎年数カ月ずつ退職年齢を引き上げるという段階的な定年延長案を制定しており、適切な時期に公表する方針だ」と話した。京華時報が伝えた。

人社部の李忠・報道官は、メディアやネット民が最近注目している、段階的な定年延長と一部省区における年金支給開始引き上げ問題について、次の通り語った。

人社部は中央政府の指示にもとづき、段階的な定年延長問題をさらに深く検討している。定年延長案の制定プロセスにおいて、常に考慮している点は、人口の高齢化傾向と労働力の状況に基づき、調整ノードと調整リズムをしっかり把握し、「少しずつ進めて目標に到達する」ことだ。具体的には、毎年数カ月ずつ退職年齢を引き上げると同時に、人々が心理的な準備を整えられるよう、前もって社会にそれを公開する。人社部は現在、案の制定を急ピッチで進めており、タイミングを見計らって社会に対して意見を求めた上で、党中央と国務院の承認を求める。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年11月24日

 

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