地図情報・ナビゲーションサービス大手の高徳集団が24日に発表した「2015年第3四半期中国主要都市交通分析報告書」によると、今年第3四半期、北京のマイカー通勤族は朝晩のラッシュ時、1時間の移動時間のうち30分間は深刻な渋滞に巻き込まれていたことが分かった。
同報告書は、1カ月の勤務日数を22日、1日の通勤時間を2時間とし、社会保障当局が発表した北京の2014年度平均賃金(6463元)を基準として、時間をお金に換算した。その結果、渋滞によって発生する北京の通勤族の時間的コストは毎月808元(1元は約19円)に達し、全国トップとなった。
報告書によると、経済が発達し、基本給が高い都市ほど、渋滞による損失は大きくなる。毎月渋滞によって発生する時間的コストが600元を上回った都市は上から順に、北京、広州(753元)、深セン(728元)、上海(649元)、大連(628元)、天津(601元)となっている。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月25日
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