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中国の肺がん患者、2020年に80万人突破の見込み

 

「第7回中国肺がん南北トップフォーラム・2015年中国肺がん予防治療連盟年次総会」が11月29日、北京で開催された。フォーラムの議長を務めた首都医科大学肺がん診療センターの支修益センター長は、「中国には3億人の喫煙者と7億4千万人の受動喫煙者がいる。これに加え、高齢化、農村の都市化、都市の近代化が加速し、大気汚染や環境汚染が日増しに深刻化していることから、肺がんの罹患率・死亡率はいずれも、さらに上昇すると予想される。2020年までに、中国の肺がん患者は80万人を上回り、肺がんによる死者も70万人に近づくだろう」と述べた。光明網が伝えた。

国家がんセンターの石遠凱・副センター長は、肺がん患者が増え続ける状況への対策として、次の通り提案した。

このような厳しい情勢に対応するため、大気汚染・環境汚染のコントロールを進め、国民の喫煙率を引き下げ、受動喫煙や三次喫煙を減らすほか、早期発見・早期治療に対する国民の意識を高めることも必要だ。喫煙者や家族が肺がんになったことがある人など、40歳以上のハイリスク群は、低線量CT検診(LDCT)を年に1度は受けることを勧める。この検査は、初期の肺がんを発見するための最も経済的かつ信頼に足る方法だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月1日

 

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