北京市企画展覧館でこのほど開催された「第22回北京優秀企画建築プラン展」で、2022年北京冬季オリンピック会場の完成予想図が初めて公開された。北京、延慶区、張家口市の25会場の詳しい計画が初めて公開された。光明日報が報じた。
北京冬季オリンピックでは、12の競技会場に加え、練習場3カ所、選手村3カ所、表彰式会場3カ所、メディアセンター3カ所、開会式・閉会式会場1カ所の計25会場が使用される計画。氷上競技は全て北京で行われ、12会場のうち、11会場が2008年北京夏季オリンピックの「遺産」を受け継いでいるもので、オリンピック公園内に集中している。北京国家スタジアム(通称:鳥の巣)では閉幕式が、北京国家水泳センター(通称:ウォーターキューブ)ではカーリングの試合が、国家屋内スタジアムではアイスホッケーの試合がそれぞれ行われる。首都スタジアムでは、フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケートの試合が、五棵松体育館ではアイスホッケーの試合が行われるほか、国家会議センターは再びメディアセンターとして使用される。
張家口市では8会場が設置される。うち、2会場は現有の会場で、4会場は新たに建設される。残りの2会場は臨時会場となる。現有の会場は、雲頂山スキー公園内の2会場。新たに建設されるのは北欧センター越野スキー場、北欧中心跳台スキー場、冬季バイアスロンセンター、張家口選手村。どの会場も、自然の山と融合しており、クロスカントリースキーのコースは、万里の長城遺址のふもとまで延ばされる。
「人民網日本語版」2015年12月9日
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