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第1回三亜文化産業博覧会に万寧市が出展

 

12月10日、第1回三亜文化産業博覧会が三亜国際展覧会センターで開かれた。「文化は力を集め 革新は未来へ」をテーマにしたこの博覧会では、9つのメイン展示ブロックに390の展示ブースが設置され、国内外から98の関連機関と企業が出展した。

三亜文化産業博覧会会場の万寧市の展示ブロック

万寧市からは十数社の文化企業が出展し、さまざまな文化産業や観光資源をアピールした。同時に、13の文化プロジェクトが打ち出され、文化産業への投資誘致に積極的な姿勢を示した。博覧会では、万寧市の文化的影響力を広げ、文化産業の発展を推し進めることを目的として、万寧市のロゴマークが正式に発表された。

万寧市は海南省東南部の沿海都市として、豊富な文化と観光資源を備えている。今回の博覧会で万寧市は書道、ビンロウ(ヤシ科の植物で種子は中国南部やアジア地域で嗜好品とされる)、彫刻、沈香(香木の一種)、興隆コーヒー、ドラゴンボート大会、サーフポイント(サーフィンに適した波の立つ場所)、興隆国家森林公園、和楽蟹、東山羊など、文化芸術や観光資源、地元の名産品を紹介し、各界からの注目を集めた。

万寧市のロゴマーク 万寧市ロゴマークの発表式

張美文・万寧市党委員会書記は、万寧市は文化と経済の協調発展を重視していることを強調、地元の文化と観光資源を有効に利用し、文化産業のブランド化と特色化の発展を推進して、国際的海浜観光地を目指したいと述べた。

 

関連データ

万寧市

海南省の東南部沿岸に位置し、人口は約55万人。温泉と熱帯農作物の街として「興隆」が有名で、コーヒー、カカオ、バニラ、胡椒などの農園がある。レジャーでは、ゴルフ場などの娯楽施設も豊富な興隆温泉のほか、興隆熱帯植物園も人気スポットとなっている。また、東山嶺は万寧市街からも近い景勝地で、海南四大名菜の一つ東山羊(ヤギ)の産地。万寧・和楽鎮は名産の和楽蟹で知られる。その他、沖合に浮かぶ国指定の海洋自然保護区・大洲島は高級中華料理で知られる燕の巣の産地でもある。

近年、市の沿海部にある石梅湾や日月湾が優良なサーフポイントとして注目を集めており、日本をはじめとする海外からのサーファーが急増、国際大会も開催されている。

 

 

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