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環境保護部が煙霧の汚染物質を分析 石炭がトップ、続いて自動車排ガス

 

中国環境保護部(省)オフィシャルサイトによると、今月5日以降、季節的な原因による大気汚染物質の排出量増加とその拡散に不利な気象条件の影響から、北京・天津・河北および周辺エリアの多くの都市で大気レベルが甚だしく悪化し、広い範囲で重度汚染の天気となっている。北京・天津・河北地域でこのような重度汚染の天気が生じた原因、今後の動向、北京市が発令した大気汚染赤色警報(最高レベル)の効果と今後の対策などの問題に対し、環境保護部は、中国科学院、清華大学、北京大学、北京工業大学、南開大学、中国環境モニタリング総センター、中国環境科学研究院など国内の一流科学研究機関、約十数団体の専門家で構成される対策チームを組織し、共同で研究、分析にあたる。中国網が伝えた。

専門家は、「今回の重度の汚染は、汚染物質拡散に不利な気象条件と各種汚染源からの汚染物質排出が重なり、汚染物質が大量に蓄積されて発生したと見られる」と指摘した。

気象的な要素から見ると、北京・天津・河北およびその周辺エリアでは最近、汚染物質の拡散に不利な気象条件が続いていた。地域的な大気汚染物質の放出量が多い上、弱い風と低い混合層高度、高めの湿度といった不利な気象条件が重なったことから、汚染物質が急速に蓄積され、今回の重度の汚染天気を引き起こすプロセスを促進させた。

汚染物質の排出源から見ると、さまざまなモニタリングデータを総合的に分析した結果、今回の重度汚染の天気の原因となった汚染物質は多いものから順に石炭の燃焼、自動車(排ガス)、工場(排出物)、塵(建設現場)、その他となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月10日

 

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