|
発表会の会場 |
12月15日、華中師範大学中国農村研究院、中国教育部『大学シンクタンク専門刊行物』社会発展編集部、華中師範大学中国都市管理研究院都市管理研究院の共催による「第2回中国地方改革イノベーション経験発表会ならびに末端管理イノベーション発展地方経験報告会」(以下は「発表会」)が北京で行われた。中国の地方末端組織の代表者と国内外からの60以上のメディアは同発表会に参加した。
|
地方からの代表者 |
発表会では、広東省東莞市、四川省都江堰市、湖北省秭帰市の政府責任者は地方末端組織で管理のイノベーションを実践している代表者としてそれぞれ発言した。華中師範大学中国農村研究院執行院長を務める鄧大オ教授は現在の地方改革イノベーションの実践の全体的な状況について報告した。また、ゲストたちはメディアによる質問に答えた。
|
会場で放送された地方管理に関するPR動画 |
改革の推進に伴い、中国は経済・社会のモデルチェンジはすでに「深水区」に差しかかっており、地方政府は末端の管理機関としての役割はより目立つようになっている。各地域はみな管理方法のイノベーションを進めている。今回の発表会で取り上げられた3つの地域はある程度で代表的なものだった。広東省東莞市が直面している問題は出稼ぎ労働者が多く、都市部の産業構造の転換が必要であること。湖北省秭帰市は労働力輸出型で、問題は農村人口の減少だ。四川省都江堰市は実情に応じて、雇用機会を創出する必要がある。この3つの地域はそれぞれの問題に対して、末端の管理において多くのイノベーションと実践を行い、ある程度の効果が生じた。
|
華中師範大学中国農村研究院執行院長を務める鄧大オ教授 |
主催側によると、今回の発表会は2014年の第1回会議の成功した経験に基づいてさらに進化したもので、毎年に定期開催する予定だという。(文・写真=王浩)
人民中国インターネット版 2015年12月15日
|